ノーズピースについて

開発ドクターインタビュー

1.なぜノーズピースが必要だと思われたのですか?(開発のきっかけ)

経鼻内視鏡が始まったのは2003年ですが、当初は鼻痛との戦いでした。2年後に鼻腔麻酔法(現在でも行われているスティック麻酔法)が開発され、鼻痛を気にせずに経鼻内視鏡を行うことができるようになりました。その頃、検査後にある患者さんから「鼻の奥は痛くなかったけど、鼻の入り口(外鼻孔)が痛かった。」と言われました。スコープを押す操作のときに外鼻孔が頭側にひきつれてしまうことがありました。鼻腔だけでなく外鼻孔の痛みも抑える必要がある。これがノーズピース開発のきっかけです。

 

2.今回のノーズピースは改良型と聞いていますが、具体的な改良点は?

初代ノーズピースは画期的な製品として好評を博したのですが、検査中に鼻から外れやすいという欠点がありました。新型ノーズピースはこの欠点を改良するため、日本人の鼻の形に合うように固定翼に45°の角度をつけたこと、挿入部の下側が短くなるように挿入部断端を斜めにカットしたことの2点を改良しました。

3.ノーズピースをどのような方にお使い頂きたいですか?

ノーズピースは外鼻孔を保護するだけではありません。ノーズピースを装着することで検査中のスコープの操作が安定します。ノーズピースなしではスコープを押し込む操作のときに外鼻孔を頭側に押し上げてしまいスコープ軸のループが変化してしまいます。このような2つのメリットのあるノーズピースを患者さんに優しい経鼻内視鏡検査を目指していらっしゃる先生方に是非お使い頂きたいと思っています。


開発ドクターのご紹介

大原 信行 先生(大原ファミリークリニック 院長)

ご 経 歴

広島大学医学部卒業(昭和60年)
千葉大学付属病院第一外科入局
船橋中央病院、松戸市立病院、深谷赤十字病院、国立横浜東病院、白井聖仁会病院等に勤務
現 大原ファミリークリニック(千葉県市川市)院長

資 格 ・ 所属学会

日本ヘリコバクター学会認定医、日本人間ドック学会認定医、日本医師会認定産業医
日本消化器内視鏡学会、日本人間ドック学会、日本総合健診医学会、日本ヘリコバクター学会、日本消化器がん検診学会

著 書

「患者にやさしい経鼻内視鏡ハンドブック(医学書院)」

 


1.禁忌・禁止

適用対象:【使用目的】に示した目的以外には使用しないこと。

2.使用目的

医師の管理下で医療施設において、経鼻的内視鏡使用時、鼻前庭を保護し、内視鏡の挿入を補助する。

3.併用医療機器

本製品は以下の医療機器と組み合せて使用する。

(内視鏡)挿入部最大径6.8mm以下の内視鏡

4.仕様

挿入部最大径:18mm

開口部再小径:7.5mm

適用内視鏡挿入部最大径:6.8mm以下

 5.表示

一般医療機器

一般名称:再使用可能な内視鏡用拡張器

販売名:経鼻的内視鏡用ノーズピースNP2015

届出番号:13B3X10117000003